プロテクト乳酸菌が抗体増強

インフルエンザワクチン接種後の抗体産生をプロテクト乳酸菌が増強することがわかりました。
サントリー健康科学研究所が明らかにしました。

実験はマウス12匹で行われました。マウスを
プロテクト乳酸菌を含まない飼料を摂取させたコントロル群とプロテクト乳酸菌10億個/日
を混ぜた飼料を摂取させた群、2群に分けました。

2008年/09年に日本で使用されたインフルエンザワクチンを3週間間隔で2回接種し、
2回目接種の1週間後、2週間後に採血して、ウイルス抗体を調べました。

その結果、プロテクト乳酸菌摂取群は接種2週間後にコントロール群と比べて、抗体量
の有意な上昇がみられました。

これらの結果から、インフルエンザワクチンを摂取しても、抗体産生が低い高齢者におい
ても、プロテクト乳酸菌を事前に摂取することで抗体産生が増強されることが期待される
としています。

(2010年の情報）